「今日も塗りすぎた?」「もっと自然に見せたい…」 朝頑張ってメイクしたのに、お昼に鏡を見たらなんだか厚塗り感が気になったり、マスクを外したら内側にファンデーションがベッタリ…なんて経験ありませんか?
ファンデーションの量って、実は多くの人が悩んでいるポイント。完璧なカバー力と自然な「塗ってません感」の境界線はどこにあるのでしょうか?
最近のSNSでは「素肌感メイク」が大流行中。でもあれって、ファンデを全く使わないわけではなく、「適量」を「賢く」使うことで実現しているんです!
この記事では、ファンデーションの種類別の「ちょうどいい量」から、崩れにくく自然に見える塗り方のコツまで詳しくご紹介します。もう厚塗りとはサヨナラして、一緒にファンデマスターを目指しましょう!
ファンデーション別!「ちょうどいい量」の目安

まず、なぜ適量が重要なのかを考えてみましょう。
ファンデーションを塗りすぎると、残念ながら「厚塗り感」が出てしまいます。毛穴や小じわを隠すどころか、逆に目立たせることも。時間が経つとヨレたり、特に目元や口元が崩れやすくなったり、マスクにベッタリついてしまうことも…。
かといって少なすぎると、赤みや色ムラなど、隠したいものがカバーしきれず、ファンデを塗る意味が薄れてしまいます。
だからこそ、「ちょうどいい量」がカギになるんです!では、ファンデーションの種類別に具体的な量を見ていきましょう。
リキッドファンデーション
リキッドタイプは「パール粒1個分」が基本の目安です。全顔で「1円玉大」や「ポンプ1押し分」とも言われています。
まずは半顔でその半分くらいから試して、足りなければ追加するのがおすすめ。カバー力重視なら少し多めに、ナチュラル重視なら少なめに調整してみましょう。
パウダーファンデーション
スポンジやパフの「半分くらいの面積」に取るのが一般的です。これも、まずはこの量で試して、足りないところだけ重ねるのがコツ。
何度もつけ直すと厚塗りになりやすいので注意しましょう。2023年のコスメトレンドでも、パウダーファンデはより薄く、より軽い使い方が主流になっています。
クッションファンデーション
最近人気急上昇中のクッションファンデは、パフでクッションを軽く2〜3回、ポンポンと押す程度が適量です。パフの半分くらいの面積で、顔半分に使うイメージです。
滑らせるのではなく、スタンプのように優しく叩き込むのがポイント。韓国発のこのアイテム、薄づきでもカバー力があるのが特徴です!
クリームファンデーション
カバー力が高いタイプが多いため、「あずき粒」や「小さなパール粒」くらいで全顔いけることも。本当に少量から始めて、薄く伸ばすのが大切です。
足りないところに重ねていく感じで使いましょう。クリームタイプは保湿力も高いので、乾燥肌の方に特におすすめです。
スティックファンデーション
顔に直接、線や点を描くように使うのが基本。頬、おでこ、鼻、あごなど、カバーしたい中心部に引いて、外側に伸ばします。
顔全体に塗りたくるのはNG!コンシーラーのように部分使いもできる便利なアイテムです。

適量でこんなに変わる!メリット5つ

ファンデーションの量をマスターすると、こんなメリットがあります!
1. まるで素肌!自然な仕上がり
「塗ってます感」ゼロの、ナチュラルで美しい肌に。厚塗り特有の重たい印象ともおさらばできます。
最近のメイクトレンドでも「透明感のある素肌風メイク」が主流ですが、これも適量のファンデーションあってこそ実現できるんです。
2. メイクが長持ち!夕方までキレイをキープ
時間が経ってもヨレにくく、崩れにくい仕上がりに。夕方になるとどんよりくすむ…という悩みも、ファンデーションの酸化や崩れが一因なので、適量&正しい塗り方でかなり改善できます。
3. マスクにつきにくい!ストレス軽減
マスクへのファンデーション移りが、ぐっと減ります。薄く重ねたり、パウダーでしっかりセットしたり、仕上げにミストを使ったりするのも効果的です。
コロナ禍以降も続くマスク生活、これは嬉しいポイントですよね!
4. お肌に優しい!負担を軽減
使う量が少ないということは、毛穴への負担も軽減。塗るときにゴシゴシこする必要もないので、肌への刺激も減らせます。
敏感肌の方にとっては特に重要なメリットです。
5. お財布にも優しい!コスパ最高
ファンデーションって結構高価なものも多いですよね。使う量が減れば、長持ちして経済的!デパコスを愛用している方には嬉しいポイントです。
適量を活かす!プロ級テクニック6つ


では、どうすれば理想の仕上がりになれるのでしょうか?「適量」を最大限に活かすための、プロの技をご紹介します!
①下準備が命!スキンケアと下地
メイク前の保湿は本当に大切です!しっかり潤った肌は、ファンデーションのノリが格段に違います。ただし、スキンケアが肌になじむ前にファンデーションを塗るのはNG。
少し時間を置いて、肌表面がサラッとしてから塗り始めましょう。毛穴カバー、皮脂崩れ防止、保湿…悩みに合わせた下地を使うのも忘れずに。
②ツールを使いこなそう!指・スポンジ・ブラシ
どれが絶対に良いというわけではなく、好みや仕上がりで選びましょう。
指: 体温でファンデーションがなじみやすく、量の調整もしやすいメリットがあります。でも、ムラになりやすいことも。
スポンジ: ムラなく均一に、ピタッと密着させたいときに便利。叩き込んでカバー力アップも可能です。水あり・なしで仕上がりが変わるのも特徴。
ブラシ: ふんわり薄づきで、ツヤ感を出したいときにおすすめ。毛穴をカバーするのも得意です。くるくる磨くように使うと美しく仕上がります。
③塗る場所が重要!メリハリで小顔効果も
顔全体に同じ量を塗らないのが鉄則!一番カバーしたい頬の中心から塗り始めて、外側に向かって薄く伸ばしていきましょう。
フェイスラインや髪の生え際は、ほとんど塗らないくらいでOK。目元や口元のような動く部分も薄めに。こうすると自然な立体感が出て、顔がキュッと引き締まって見えます。
④とにかく優しく!タッチはソフトに
ファンデーションを伸ばすとき、グイグイこするのは絶対NG!肌への負担になるだけでなく、ムラの原因にも。
ポンポンと優しく叩き込んだり、スーッと軽い力で滑らせるように塗りましょう。プロのメイクアップアーティストも「優しいタッチ」を重視しています。
⑤重ね塗りはピンポイントで!
全体を厚くするのではなく、シミやクマなど、気になる部分にだけ少量をトントンと重ねるのがコツ。コンシーラーを上手に使うのもおすすめです。
2024年のメイクトレンドでも「ピンポイントカバー」が注目されています。
⑥仕上げでキープ力アップ!
最後にフェイスパウダーをTゾーンなど崩れやすい部分に軽くのせると、サラサラ感が続いて崩れにくくなります。
メイクキープミストをシュッとひと吹きするのも効果的。特に夏場や湿気の多い季節には必須アイテムです!


明日から変わる!自分にぴったりの量を見つけよう


ここまで色々お伝えしてきましたが、結局のところ「これが絶対!」というファンデーションの量はありません。目安はあくまで目安です。
本当にあなたにピッタリの量は、あなたが「今日の私、いい感じ!」と思える量なのです。
自分の肌質(オイリー?ドライ?混合肌?)や、なりたい仕上がり(ナチュラル?しっかりカバー?)、その日の予定に合わせて、色々試してみるのが一番です!
明日からできる、簡単なステップを試してみてください:
- とにかく少量から! いつもの量より、意識して少なく取ってみましょう。まずは目安量の半分くらいからスタート!
- 中心メインで! 顔の中心(頬など)にファンデーションを置いて、外側に向かってすーっと伸ばします。フェイスラインはほぼ塗らない!
- 足りなければ追加! 「もう少しカバーしたい」部分にだけ、本当に少量を重ねましょう。
- チェック! 自然光の下で鏡を見てみてください。仕上がりは?つけ心地は?一日過ごしてみて、崩れ方はどうでしたか?
大切なのは「少ない量で、必要なところに、丁寧に」塗ること。下準備をしっかりして、ツールも上手に使いましょう。
自分に合うファンデーションの量や塗り方を見つけるのは、ちょっとした冒険のように楽しいものです!焦らず、色々試してみてください。
さあ、明日から新しい美肌、始めましょう!